2014年12月31日 13:53
労働者の定義この法律で「労働者」とは、職業の書類を問わず、事業または事務所(以下、事業)に使用されるもので、賃金を支払われる者をいう。使用者の定義この法律で使用者とは、事業主または事業の経営担当者その他その事業の労働者に関する事項について、事業主のために行為をするすべてのものをいう。出向・労働者派遣(1)在籍型出向在籍型出講の労働者については、出向元および出向先の双方とそれぞれ労働契約関係があるので、出向元、出向先及び出向者の三者間の取り決めによって定められた権限と責任に応じて、出向元の使用者または出向先の使用者がそれぞれ出向労働者について労働基準法上の使用者としての責任を負う。(2)移籍型出
2014年12月31日 13:45
労働基準法は原則として労働者保護のための法律の為、下記の者に対してはその性質から適用除外とされています。■同居の親族そみを使用する事業■家事使用人 ※個人家庭における家事を事業として請け負うものに雇われて、その指揮命令下に当該家事を行うものは労働基準法上の労働者となる。■船員 ※労働基準法の総則、罰則のみ適用される。■国家公務員(一般職) ※特定独立行政法人は労働基準法上の労働者■地方公務員(一般職) ※地方公営企業の職員は労働基準法上の労働者
2014年12月31日 12:56
労働条件について何の制約も無く自由に決めることになると、使用者(会社側)と労働者の力関係から労働者は劣悪な条件の下で働かせられることになりかねません。そこで、労働基準法は、労働者保護の観点から、労働条件の最低基準を定めています。一般の労働者については特に難しいことはないかと思いますが、船員、労働派遣、出向など、イレギュラーな労働者について理解を深めておきたいところです。労働条件の原則労働条件は、労働者が人たるに値する生活を営むための必要を満たすべきものでなければならない。この法律で定める労働条件の基準は最低のものであるから、労働関係の当事者は、この基準を理由として労働条件を低下させてはならない